【デザイン設計開発】長期・短納期?見積もりの算出について
デザイン設計開発の見積もりは工数管理で!工数と人日で短納期が可能かどうかも計算可能
デザイン設計開発で製品をいつまでに納品できるか見積もりをするには、どのようにすればよいのでしょうか。こちらでは、短納期の依頼を受けた際や短納期で依頼したい際などに知っておきたい「工数」と工数を管理する方法についてご紹介いたします。
工数によって変わる?費用や納期の見積もりは工数管理が大切!
デザイン設計開発にあたって、製品を作る際にはどのくらいの費用がかかり、人手と時間が必要になるのか見積もりが重要です。
こちらでは、その際に役立つ「工数」と、工数管理における注意点をご紹介いたします。
工数とは
製品を作るなど、作業を完結させるまでに必要な人数に時間を掛けた数字が、工数です。作業数を工数として積み上げ、延べ作業時間を出す事で、デザイン設計開発にかかる時間を見積もる事ができます。工数が減ればコストは下がり、工数が増えればコストが上がる仕組みです。
工数管理の注意点1:作業をする人のスキルも考慮する
必要な作業時間や作業員数を把握するために役立つのが工数である事がわかりましたが、数字だけにとらわれて機械的に作業員を当てはめる事のないように注意する事が大切です。作業員によって知識や経験、スキルが異なるため、同じ作業を行う際にも必要な時間にばらつきがあるという理由があります。タイトなスケジュールはミスや手抜きを招きやすく、思わぬトラブルを招く事もあります。工数を活用する際には、実際に作業を行う作業員のスキルを考慮する事が大切なのです。
工数管理の注意点2:できるだけ詳細に正確に管理する
工数管理にあたっては、製品を作る工程をできるだけ細分化して工数としてカウントする事で、より現実に近づけた形で工数の見積もりが出せます。大雑把な工数管理を行ってしまうと、納期に間に合わなくなって信用を失ってしまったり、間に合わせるために残業や応援で人件費が膨らんでしまったりして損失を生む事があります。
工数管理の注意点3:余裕を持たせる
予定されている会議や打ち合わせの時間を、作業に当たる事ができる時間から差し引いて計算する事が必要です。さらに、突発的な対応が必要になった際にも調整できる緩衝時間、いわゆるスケジュールバッファを確保しておく事で、納期の遅れや無理な残業を避ける事ができます。
工数単位で納期が長くなるか短納期なのかを算出!
工数管理を行う場合、算出方法が決まっています。
こちらでは、工数を算出するための単位と計算方法、工数管理で短納期にできるかどうかを判断する方法についてご紹介いたします。
工数管理の単位1:人月(にんげつ)
工数管理の単位「人月」は、1日8時間、1カ月20日作業をするとして計算します。これは、1人が1カ月に行う作業の単位です。1日8時間を20日間なので、160時間の1人当たりの仕事量が、「1人月」という事になります。
工数管理の単位2:人日(にんにち)
工数管理の単位「人日」は、1人の作業員が1日8時間にできる仕事量を表しています。例えば、5人日なら40時間分なので、1人で作業した場合に5日かかる仕事量というわけです。
工数管理の単位3:人時間(にんじかん)
工数管理の単位「人時間」は、1人に対する1時間の作業量です。6人時間は、1人で作業すれば6時間かかる仕事量とみなされます。
工数で必要な人や時間を計算する方法
工数管理においては、作業を細分化して積み上げた見積もり工数を納期までの期間で割り、納期に間に合わせるために必要な人数を算出します。スケジュールを立てた工数管理に対して、実際にどれだけの人月がかかったのか算出するためには、作業に合った人数に時間を乗じて1日の稼働時間で割り返すのです。
スケジュールと実際の人月を計算して比較する事で、より正確な工数管理を行う事ができます。このような過程を繰り返すと、人月から納期を導き出す事が可能です。
デザイン設計開発なら株式会社内外へ相談を
デザイン設計開発で製品を短納期で依頼する際には、費用と人手、時間の見積もりが重要です。工数を人日で割る事で、作業スケジュールを立てる事ができますが、作業をする人のスキルも考慮したり、余裕を持たせたりして、詰め込みすぎない事が大切です。
様々な加工技術と表面処理技術をご用意できる株式会社内外では、デザイン設計開発から製品製作までを一貫してサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
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