製作依頼前の準備
実際に生産を依頼する前には、多くの準備が必要になります。
スムーズに依頼を行っていただくためには依頼内容の整理や、社内で製品製作の意味を統一させる必要があります。
依頼内容の整理
当社では少しでも多くお客様のニーズにお応えできるように、綿密な打ち合わせを行った上で製品作りを行っております。
スムーズに打ち合わせを行うためにも、製品内容の詳細を社内で明確にしておく必要があります。
開発の意図、責任者、開発の態勢、納品期限やコストも勿論ですが、誰にどう使って欲しいのかなど、製品のコンセプトも明確にしておく事が大切です。
デザイン・設計ではこのような製品の詳細が特に重要になります。きちんと情報を整理する事で、デザイン・設計を依頼する際に伝えるべき事が分かります。
明確なビジョンができていなくとも、現時点で考えている事をまとめておきましょう。当社営業担当者が親切丁寧で多角的なご提案をしながら、これらの情報を全て製品作りに活かさせていただきます。
コストの上限
製品開発には多くの費用が掛かります。そして、企業によって掛ける事のできる金額はそれぞれ異なります。コストの上限を事前に伝えていただければ、できる限りお客様の希望にお答えできるようにいたします。
プロトタイプを作るのであれば、かける費用は少しでも減らしたいと考える方が多いでしょう。コスト削減をお考えなら、少量生産がおすすめです。
少ロット品生産で使われる簡易金型は何十万ショットも必要な量産金型とは異なり、必要最低限の強度を備えていれば十分です。このため、コストをそのぶん低く抑える事が可能になります。
データ化した情報の共有化
企業によっては製品開発の担当を複数名で務めていることも少なくありません。
その担当者の間で勘違いや考え方にずれがあると、打ち合わせの段階で微妙なずれが生まれてしまいます。小さなずれは製品が完成に近づくにつれて大きなずれとなります。
完成した製品が思っていたものと違う、なんて事も起こりかねません。
そんな事が起こらないようにするためにも、「データ化した情報の共有化」が大切です。デザインから量産まで、川上から川下の担当者同士で打ち合わせた情報を、きちんと共有化することが大切です。勘違いや意見の相違が起こらないように注意しましょう。
金型で少ロット品生産をお考えなら、当社にお任せ下さい。
製品作り依頼することをおすすめいたします。