【デザイン設計開発】デザインモデルを考えよう!プロトタイプとは
デザイン設計開発に欠かせないプロトタイプについて解説!デザインモデルも専門会社へ
デザイン設計開発をする際には、試作品であるプロトタイプを使ってデザインモデルを確認する事が必要です。プロトタイプとはどのような目的で使用され、どのように分類されているのでしょうか。デザインを評価するための3つの視点についても併せてご紹介いたします。
完成品をイメージで伝えるプロトタイプの種類について
デザイン設計開発の現場では「プロトタイプ」と呼ばれるデザインモデルの試作品を製作する場合があります。プロトタイプとはどのような試作品を指すのでしょうか。プロトタイプの種類についてもご紹介いたします。
プロトタイプとは
プロトタイプ(Prototype)の語源は、「原型」「祖型」「試作機」という意味を持つ英語です。IT産業のシステムエンジニアでは「C言語における定義」という意味合いで、エンターテイメント分野では「祖型」という意味合いで使われる事が少なくありません。製造分野では「試作品」という意味合いで使われており、性能をチェックしたり、デザインをチェックしたりするのが目的です。製造現場でのプロトタイプは、その目的によって3つの種類に分けられます。
プロトタイプの種類1:ファンクショナルプロトタイプ
製品が正しく作動するかどうかを確認するための試作品を、「ファンクショナルプロトタイプ」と言います。このように実際の動作を予め確認する事で、大量生産してから不具合が発見されて大損失になる事を防ぐ事も可能です。ユーザーの使用環境や使用方法を想定してシミュレーションを行う事もできるので、より満足度の高い製品に改善できます。
プロトタイプの種類2:デザインプロトタイプ
ファンクショナルプロトタイプをさらに進化させた試作品が、「デザインプロトタイプ」です。完成品に近づけた試作品で、デザインも機能や性能も最終的な製品とほぼ同じ製品になっています。開発の最終段階で機能を増やした事で動作が悪くなったり、不具合が生じたりしていないかをチェックする事ができます。
プロトタイプの種類3:コンテクスチュアルプロトタイプ
販売前広告などに使うための動画や写真撮影などに使う製品を、「コンテクスチュアルプロトタイプ」と言います。ユーザーが実際に使用しているイメージを持ちやすく、動画でのプロモーションのほかにも、カタログなどに使う画像を製作する際にも使用される事が少なくありません。
デザインモデルを考える!デライトデザインとは
デザイン設計開発ではデザインモデルをプロトタイプで確認する際に、「デザインと設計は何が違うのか」と疑問に思った事はないでしょうか。
こちらでは、デザインモデルの分類についてご紹介いたします。
デザインと設計の違い
デザインは設計を含むものづくりの構想からイメージ化までのプロセスを指すのに対し、設計は具体化した後のプロセスを指します。つまり構想設計は「デザイン」で、詳細設計が一般的に「設計」と呼ばれているのです。
デザインの目的による分類1:マストデザイン
マストデザインは、当たり前の品質を確保するためのデザインです。その製品を商品として販売するための最低限満たさなければならない機能を満たし、不具合が生じない事が求められます。
デザインの目的による分類2:ベターデザイン
ベターデザインは「性能品質」とも言われ、よいものを安く作れるかどうかの基準となるデザインです。投じた費用に見合うだけの品質になっているかどうかという基準で判断しますので、安価な製品ではそれなりの機能になります。
デザインの目的による分類3:デライトデザイン
デライトデザインは「魅力品質」とも言われ、アイディアによる付加価値のあるデザインです。デライト(Delight)は喜びや楽しみという意味であり、商品として購入して使う方にワクワク感を与えてくれるデザインという意味を含みます。最新の技術や機能以外にも、高級感やカッコよさ、面白さなどが付加価値になる事もあり得るのです。ヒット商品となる製品には、このデライトデザインが優れたものが多く、ひらめきやイメージを形にできるかどうかが勝負とも言えます。
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デザイン設計開発なら株式会社内外にお任せ
デザイン設計開発の現場ではデザインモデルの試作品「プロトタイプ」を製作して、製品の作動や全体像の確認、プロモーションのための動画撮影などに使用します。デザインと設計の区別はつけにくいですが、一般的には構想設計が「デザイン」で詳細設計を「設計」と呼ぶのです。当たり前の品質を確保したマストデザインと費用と性能のバランスを見るベターデザインがこれまでのデザインの基本でしたが、アイディアによる付加価値があるデライトデザインが求められています。
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