金型製作の費用・予算とは?耐用年数・簡易金型の特徴やプラスチックの金型費も解説
金型製作の費用・予算については、製作を依頼する際に気になるポイントのひとつといえます。耐用年数はどれくらいなのか、劣化して作り替えする場合はまた費用が必要なのかなど、最初に押さえておきたい知識は様々です。そこで今回は、金型製作における費用の考え方や小ロット対応が可能な簡易金型の特徴などについて、プラスチックの金型費用の考え方とともに解説します。
金型製作の費用・予算
金型製作の際には、費用・予算をしっかりと決めておくことが重要となります。
あいまいな製作依頼のケースとしてよくあるのは「費用は〇〇万円ほどが目安で、なるべく品質の高い金型を作ってほしい」と丸投げしてしまうパターンです。もちろん高品質であることは重要なポイントですが、具体的なことが決まっていない限り、製造会社も決められた予算の中でしか製作に対応できません。また、具体的な依頼内容と予算が明らかになった状態でなければ、コスト削減にも繋がらないでしょう。
このため金型製造の依頼をする際には、用意できる費用を伝えた上で製造会社の提案のもと、細かく打ち合わせを重ねていくことが重要です。また、納期によって対応できる精度は変わってくるため、それに伴って必要となる費用が異なることはあらかじめ認識しておきましょう。
予算、納期、その他の要望を明らかにして、依頼先と打ち合わせをしていくことが金型製作においては非常に重要です。
金型の耐用年数
完成した金型はどれくらいの年数まで持つものなのでしょうか。金型はどのような素材で作られたものでも耐用年数があるため、劣化せず半永久的に使えるものは存在しません。
しかし、耐用年数については素材によって目安が決められているわけではなく、ポイントはどれだけ金型で製品を製造したかということです。金型は基本的に使えば使うほど劣化していくため、多くの製品を生産した場合は、適宜作り替えを検討していく必要があると考えられます。
ただし金型製作費については、初回の製作費のみの請求となるため、作り替えのたびに費用が必要となることは基本的にありません。
小ロットに最適な簡易金型の特徴
小ロットでの生産を行う際には、小ロットに対応した金型があることが望ましいです。金型の中でも簡易金型は、小ロット製作に対応しているという大きなメリット・特徴があります。
簡易金型は射出成形に使われる金型で、小ロットにも対応できるアルミ製の金型です。カセット式という特徴を持ち、心臓部の金型はとてもコンパクトなので管理に困らないというメリットもあります。製作の際に大きさなどの制限はありますが、コスト削減にも繋がるメリットの多い金型としても知られているのです。
プラスチックの金型製作費
プラスチックの金型製作費は、結論からいうとどの成形法が用いられるのかによって異なり、成形法や生産する製品の種類によって、低コストのものであれば数十万のものから、高いものであれば数千万クラスのものまで多岐にわたります。
成形法を決めるポイントは、どれだけの量を生産するか(ロット数)、希望する金型製作の予算、その他ランニングコストなどです。もちろん製品やロットによっては成形法が固定されることもありますが、選択肢がある場合は、生産量や予算などを製造会社と打ち合わせして、決めていきます。
金型製作・試作品・小ロット生産のことなら株式会社内外へ!費用・予算のご相談はお気軽に
金型製作の費用・予算は、あらかじめいくらになるのか希望の金額を考えた上で、どのような金型や生産量などを希望するのか、製造会社としっかりと打ち合わせしていくことが重要です。金型には様々な種類があり、小ロットの場合は簡易金型が用いられます。
また、プラスチックの金型費用については、使われる成形法の種類によって異なることを押さえておくことが大切です。金型の耐用年数などについて知った上で、金型の製作を依頼する際には依頼先に詳細まで相談していきましょう。
金型製作・試作品・小ロット生産のことなら株式会社内外にお任せください。金型製作の経験豊富なスタッフによる一貫したサポート体制で、高品質・短期間・低価格を実現する製品開発をご支援いたします。
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