射出成形
射出成形とは、溶解した熱可塑性樹脂を凹型凸型で合わせた金型内に高圧で射出した後、一定時間冷却し、硬化させてから成形品を金型より取り出す方法です。数ある樹脂成形の手法の中でもっともオーソドックスなもので、プラスチック製品の約9割が、射出成形によって製作されています。
当社では、お客様のご予算、納期、数量にお応えするため、経験豊富な当社の営業技術者が、打ち合わせをしながら多方面からご提案させていただき、コスト・品質・短納期に対応した、金型製作による成形品をご提供します。
この射出成形での加工には別途金型が必要となります。多品種・少ロット・限定生産など、少量からの生産にも対応できる当社の簡易金型技術の詳細については、樹脂成形用簡易金型のページをご覧ください。
射出成形の特徴
射出成形は、樹脂を高圧で射出するため、金型の隅々にまで樹脂が行きわたり、複雑な形状の製品も、スムーズに成形することができます。
射出成形の主な特徴は以下の通りです。
- 熱可塑性樹脂であれば複雑な形状の製品でも、数個から数千個をスムーズに成形できます。
- 異種材料を埋め込むことが可能です(インサート成形)。
- 二重成形、三重成形が可能です。
- 比較的短いサイクルで成形することが可能です。
- 材料ロスが少なくてすみます。
- 複数部品の同時成形可能。
- 追加工が少なくてすみます。
- 製品精度を上げられます。
- 凹型凸型を合わせた金型に抽出機をセットします。
- 溶解した熱可塑性樹脂を、金型内に高圧で射出します。
- 冷却し、硬化させてから成形品を金型より取り出します。
- 樹脂成形
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- 射出成形