樹脂成形用簡易金型
試作品および少ロット品生産用の金型構造は、アンダーカット処理のスライド機構を可能な限り施さずに、置きコア方式にて射出成形します。また、キャビティー面、コアー面、入れ子などに関しましては、3D−CAD/CAMを主体にした設計・加工を行います。
当社では、ご希望のご予算・納期・必要数にお応えするために、経験豊富なスタッフが多方向から、あらゆるご提案をいたします。さらに綿密なお打ち合わせをさせていただくことで、コストや品質、短納期に対応した成形品をご提供することが可能です。
試作用金型・簡易金型
この金型を使用した射出成形によって、量産品相当の製品機能の実験や検証、また材料の物性や機能の実験・検証・評価ができる高品質の成形品が得られます。射出成形についての詳細な説明は、射出成形のページにご用意しました。あわせてご確認ください。
なお、試作品用金型・簡易金型における射出成形には、以下の通りのメリットがあります。
当社の「高品質」とは、「お客様がご満足いただける品質」と定義しています。
- 量産前の、疑問点・問題点は試作段階で、ほとんど解決できます。
- ゲート方式ごとに、数種類の寸法が異なる「ポケット加工」をした当社の共用モールドベースを使用します。また製品を成形する金型部の材料には、製品形状・仕上がり条件・成形樹脂・最大成形数量に応じて、亜鉛合金・アルミ・真鍮・各種鋼材を使用します。
- 成形可能数量の限界は、材質、形状などにより違いがありますので、どうぞ1個からご相談ください。
小ロット品生産用金型(本型いらず)
小ロット品生産用金型における射出成形には以下の通りのメリットがあります。
- 短納期、低価格(本型対比)
製品数量が少量の場合は、当社の共用モールドベースに、製品の要求する諸条件に適した金型材料(亜鉛合金・アルミ・真鍮・各種鋼材)を使用した製品金型部と関連部品のみを製作します。そのため、多品種用、少ロット品生産用、限定生産用など、製品数量が50個〜1,000個程度の製品に適しています。
※製品数量が大量の場合は、専用のモールドベースが必要となりますので、材料費とポケット加工費が加算されます。 - 必要数量についてはご相談ください。
- お客様の金型は、管理台帳で顧客所有物として管理されていますので、当社の預かる際は「金型預かり証」を発行しています。