試作品の段階で確認しておきたいこと
新たな製品を生み出すにあたって、試作品の製作は避けては通れないプロセスです。
試作品の段階で確認しておきたい点がいくつかございますので、試作品を製作したいとお考えの方はぜひご参考ください。
デザインの確認
デザインは製品の第一印象を大きく左右するものです。機能性や品質も強い武器になるものですが、デザイン性を損ねてしまっては意味がありません。
もちろん、逆もまた然りです。デザインが良いだけで、一気に消費者の目を引くことができますし、競合他社の製品との差別化にもなります。第一印象が良いということは、スタートラインに立った時点で有利な状況に立てたということなのです。
設計の段階でデザインをお決めになると思いますが、理想通りのデザインを追求できているか確認するようにしましょう。
機能性の確認
製品における機能性は、消費者が購入するか否かを決断させる重要な要素です。
例えば、一人の消費者が他社の製品と自社の製品、どちらを購入するか天秤にかけているとします。
どんな要素を重視して選択するかは消費者によって異なるものですが、機能性という面において優位に立てば、こちらに天秤が傾く可能性が高くなります。
デザイン面でスタートラインに立ったら、今度は機能性という面を活かし、上手くスタートダッシュを切りましょう。消費者の期待に応えるためにも、機能性の確認は必須です。
強靭性の確認
最終的に確認していただきたいのが、製品が持つ強靭性です。
消費者の中には強靭性を求めていない方もいらっしゃるかもしれませんが、優位に立てる要素は多いに越したことはありません。
製品の売りが「強靭性」にあるなら話は別ですが、必要最低限の強靭性を持っていれば合格ラインといえるのではないでしょうか。
あまりに脆いようであれば、今一度強靭性を見直す必要があります。
試作品の製作なら当社へ
当社では試作品製作のほか、工業デザインや設計、金型製作、加工技術の提供を行っております。
加工や製作について疑問やご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
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